出題形式と合格基準

社労士試験の試験科目と各法律の概略について紹介したところで、つづいてこのページでは、それぞれの科目の出題形式等について確認しておきたいと思います。

社労士試験の試験科目は「労働基準法及び労働安全衛生法」「労働者災害補償保険法」「雇用保険法」「健康保険法」「厚生年金保険法」「国民年金法」「労務管理その他労働に関する一般常識」「社会保険に関する一般常識」の8科目。そして試験の出題形式は「選択式」と「択一式」の2通りなのですが、単純に「8科目×2形式」ではないのが、社労士試験の少し複雑なところです。わかりやすいように表にまとめてみます。

<社労士試験の試験科目・出題形式・問題数>
  選択式 択一式
労基法・安衛法 1題(5問) 10問
労災保険法(徴収法含む) 1題(5問) 10問
雇用保険法(徴収法含む) 1題(5問) 10問
健康保険法 1題(5問) 10問
厚生年金保険法 1題(5問) 10問
国民年金法 1題(5問) 10問
労務管理に関する一般常識 1題(5問) 10問
社会保険に関する一般常識 1題(5問)
合計 8題(40問) 70問

ポイントはいくつかあって、まずは労働基準法と労働安全衛生法は合わせてひとつの科目という扱いになっています。ちなみに出題の割合は、労基法が6~7割で安衛法が3~4割です。
次に、労働者災害補償保険法と雇用保険のなかに労働保険徴収法の内容が含まれますが、徴収法の問題が出題されるのは、択一式のみとなっています。
そして最後に、一般常識科目ですが、選択式ではそれぞれ1題ずつ出題されますが、択一式では合わせてひとつの科目(計10問)という扱いになっています。

ちなみに、選択式40問・択一式70問のうち、何点得点できれば合格できるかというと、合格基準については年度ごとに異なります。ただしこれまでの傾向を見てみると、正答率6~7割、すなわち選択式なら24~28問正解、択一式なら42~49問正解というのが、おおよそ合格の目安になっています。

選択式・択一式それぞれに合格基準を満たさなければならないのと同時に、科目ごとに足切点が設けられているので、合格するためにはそれらも併せてクリアする必要があります。