共働き―家計管理は多様 理想の形 話し合いから
共働き家庭の家計管理方法はさまざまです。マザーネットのアンケート結果では、どんぶり勘定型が44%と最も多く、次いで使用用途で分担型が34%、夫から妻、または妻から夫へ毎月定額振り込み型が22%でした。
使用用途で分担型の場合、妻が食費や雑費、子どもの洋服などを担当、夫は水道・光熱費、税金、保育料、家のローン、おばあちゃんに子どもをみてもらった時のお礼を担当するケース、また妻が家賃、保育料、水道代、電話代を担当し、夫が光熱費、駐車場代、通信費を担当するケースなど、家庭によって分類はさまざまでした。
現在の家計管理方法に満足している人は56%、不満足の人が22%、どちらともいえない人が22%いました。満足しているケースでは、妻が全面的に家計管理を担当している家庭が多く、二人分のお金を自由に使えることに満足しているようです。不満足のケースでは、夫がお金を使いすぎることに不満の人が多いようでした。
おもしろい結果が出たのは新聞代の支払いでした。応対に出た方が払うというのが56%、夫が払うというのは22%、妻が11%、自動引き落としが11%と続きました。毎月の支払いなのに、どちらが払うか決まっていない家庭が半数以上もあるのです。
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一方、家計管理の方法を決めた時期は、結婚してすぐが78%でした。結婚当時と現在とではお互いの収入が変わったにもかかわらず、大半の家庭では支払い方法が見直されていないのです。何年かに一度は家庭の収支をチェックして、適切な方法を話し合って決めるようにしたいですね。
ちなみにわが家の場合、私が二十四歳で結婚してから十二年間、どんぶり勘定型でした。三十五歳の時に、私自身が起業したいと思い始め、夫に話したところ大反対。何とか自分のお金で、と思ったのですが、どんぶり勘定型では、貯金も二人のものということになり、自由に使えません。
そこで、急きょ家計簿をつけ始め、毎月の支出をチェック。お互いの毎月の収入の比率により支出を分担することで、了解をもらいました。そして、毎月余ったお金を貯金していき、三十九歳の時に創業することができました。自分のお金で起業するなら、夫も反対しにくいようです。
結婚して、年月がたつうちに、価値観も変化し、お互いが人生に求めることが違ってくることもあります。その時に自分らしい生き方を選択するためには、共働きであっても、それぞれのお金を分けておく方がよいかもしれません。
夫婦であっても、お金のことは言い出しにくいことかもしれませんが、まずは家計の現状を把握し、理想的な方法を話し合うことから、始めてみてはいかがでしょうか。